成田さんの著書を探しているうちに見つけたこの一冊。
内田舞さんも好きなので、さっそく買って読んでみました。
まず感想として、これからの日本で幸せに生きていくには「他人からの視線を気にせず我が道をいく」が最適解なんだなと思いました。
これまでの日本ではある種の「幸せのパターン」みたいなものが流通していました。
良い大学に入って、良い会社に就職して、優しい人と結婚して、子供を産んで…
そんな幻想のような幸せのパターンは、現在ではもはや消えかかっている存在です。
「こうしたら幸せになれる」という正解がない。
それが現代日本です。
だからといって、今の日本が幸せになれない国だということでは決してありません。
ただ、幸せの形が人それぞれになったというだけです。
「幸せの形は人それぞれ」というセリフは以前からよく聞くことですが、今後はますますその中身の幅が広がっていくんだと思います。
学校に行くのか行かないのか、家族と暮らすのか暮らさないのか、仕事をするのかしないのか、一つの国に住むのか住まないのか…
今までは考えるまでもなく「当たり前」とされてきたことが、当たり前ではなくなる時代がやってきました。
そんな時代は、「自分だけのオリジナルの幸せを作れる時代」とも言い換えられます。
いまだ同調圧力も強い日本ですが、他人の目は気にせず、でも他者への思いやりだけは持って、自分の幸せの形を皆んなが見つけていけたら素敵ですよね。
日本がそんな素敵な国になれるよう、今自分に何ができるか考え行動し続けていきたいと思います。
「日本の未来は暗い」なんてマイナスな言葉に縛られるのではなく、明るい日本の未来を考えていきたい方に是非ともおすすめしたい一冊です。
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